TRACE 東京駅おもてうら交番 堀北恵平

裏表紙より

うら交番に行った警察官は１年以内に命を落とす――新人女性警察官・恵平と青年刑事・平野に残された時間はあと２ヶ月。そんな中、柏村が残した昭和時代の爪と毛髪のDNAが未解決の外国人失踪事件関係者のDNAと一致する。徐々に明らかになり出す、昭和と令和を跨ぐ事件の捜査……そして再び浮かび上がる、死体売買組織「ターンボックス」の影。時代を超えて非道の限りを尽くす組織の正体とは。大人気警察小説シリーズ、ついにクライマックスへ！

裏表紙より

感想

最終回にむけての助走の回でした。

大きな展開はありません。

ただ、前回らへんから出てきた謎の犯罪隠蔽組織の出自が

１巻から続いてきた刑事失踪事件とからんでいるということはわかりました。

そこらへんの背景がだんだん明らかになってきたというところで終わりです

おもてうら交番という題名がしわじわと効いてくる感じ。

さすがだなと感心しています。

堀北と平野の関係は今後どうなるのか

そしてまさかのメリーさんが

などなどそのへんの要素も詰まっていて

なんかいよいよ終わるんだなという感じがしてきました。

怪物の正体は一体誰なのか？

そいつと掘北たちはどう向き合うのか

とても楽しみです。

長野県名物のお土産の描写が素敵すぎて、買いたくなること間違いない。

私は日本酒の大信州を買うことを決意しました。

TRACE 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 （角川ホラー文庫） [ 内藤　了 ] 価格：748円（税込、送料無料) (2022/4/7時点) 楽天で購入