君が夏を走らせる 瀬尾 まいこ
感想
高校生の時に1歳10か月の子守を1ヶ月頼まれる。
今子育て中だからこそわかる。
それがかなり厳しいことだと。
主人公が料理が得意なことが
不幸中の幸いであったと思う。
子どもの成長を間近で見ることで、
「まだ○日もある。」というしんどい思いが
「もう○日しかない。」という別れを惜しむ気持ちに
に変わっていくところが
この本の心温まるところです。
なにかに夢中になることの良さ。
青春時代の過ごし方を考えさせられる、面白い内容でした。
子どもとのやりとりが大半を占めるのでとても読みやすかったです。
こっちは映画化されないのね
とちょっと残念