仮面 伊岡 瞬
読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、作家・評論家としてTVで活躍する三条公彦。三条の秘書として雇われた菊井早紀はその謎多き私生活と過去が気になっていた。そんな折、パン店経営者の妻・宮崎璃名子の白骨遺体が発見される。行方不明となった新田文菜の捜査にあたる刑事の宮下と小野田は、文菜と璃名子の不審なつながりに気づく。人気評論家の三条は二つの事件に関わっているのか? 宮下たちは捜査を進めるが――。 ラストまで目が離せない、瞠目のクライムサスペンス!
目次
登場人物紹介
三条公彦
ある事故で識字障害になってしまう。
ハンサム
知的ユーモアの持ち主
スター性がある。
女の人をあっという間におとしてしまう魅力を持っているが実は・・・
久保川克典
三条公彦の右腕的な立ち位置
三条をどうやったら輝かすことができるのかを常に考えている
交渉が得意である
仕事熱心で誠実そうに見えるが実は
菊井早紀
三条公彦の通訳
将来ジャーナリストを志望している
実業家から金をちらつかされても断る芯のつよさをもっている
自分の置かれた立ち位置をよく把握しており
あっさりと方向転換する強かさも持っている。
宮下真人
抜けたところをわざと相手に見せる。
相棒の残した暗号を解読し
犯人を誘き出す作戦をすぐに立てていたことからも頭の回転の早さがわかる
人を観察する目がある。
小野田静
上層部との謎の繋がりがあり
少しなら単独行動が許されたりする。
男顔負けのスキルの持ち主。
メモを取らずに聴取を行うのには理由があって・・・。
ろくでもない女たちと堤cp
宮崎りなこ
不倫大好き、遊びをやめられない、主人が不憫。
早めのご退場
新田あやな
2歳の子供を亡くしてから廃人に。
理由はわかるが、人間として落ちすぎ。
旦那もやばいやつです。
こんな時になぜ寄り添えないのか。
いやでも簡単ではないか。
いつの間にかご退場。
両親が不憫
桑村さくみ
裏稼業が多すぎる
自信家
そりゃ足元を救われるわなという終わり方
堤cp
偉い立場を利用して甘い汁を吸う
今作では何もいたい目は見ない。
立ち回りが非常に上手いのだろう
こういう人が世の中にはいっぱいいそう
終わりに
題名から書いたのか
書いてから題名をつけたのか
それくらいリンクしていて、すごいなと思いました
本当にぴったりです。
それぞれのキャラが仮面を持っていて
それが徐々に剥がされていく
特に犯人の仮面の取り方が唐突すぎてびっくり。
章が登場人物名というのもなんだか斬新で面白かった。
アトリエが怖すぎる。