不安をワクワクに変えよう 中谷彰宏
不安をワクワクに変える方法61から特に心に残ったもの
目次
1 変化する楽しさと反復する楽しさを味わう
「たこ焼きを毎日焼いているおじさんは退屈じゃないの」と思うのは焼いていない人の味方です。一日何千個、何万個と焼いても1つとして同じたこ焼きは焼けません。常に「どうしたら自分の納得いくたこ焼きを焼けるか」というチャレンジをしています。反復作業をすることによって、より変化を生み出せるのです。
p48
いつも同じ指導一辺倒で、なんか満足していた私の目を覚まさせてくれた言葉です。同じと言っても全く同じではない。少しは変化しているのだからそいの道中をもっと楽しもうと思いました。
2 イヤなことから逃げないで、耐性力をつけている
「どんなイヤなことでも、イヤなやつでも、好きなことのためなら平気でできる」というのが「好きなことを仕事に選びなさい」という本当の言葉の意味です。我慢を強いられる時は好きなことをするためにこの我慢を引き受けていこうと耐性力をつけることです。
p63
我慢と言わず耐性力という言葉を使っているのがとても好きです。好きなことをやり続けるためには必ずなんらかの代償があるはず。人生山あり谷あり。谷にいる時に腐らず、力をつけることが重要ということがわかりました。
3 自惚れより自己肯定感をもつ
うぬぼれは「私はもうできている。だからもういい」と考えることです。自己肯定感は「私はもうできている。明日はもっとできる」と考えることです
p77
わかるようでわかっていなかった自己肯定感とうぬぼれの違い、常に向上心を持って進むために自己肯定感を身につけよう。明日にワクワクできる人生を作りたいです。
4 待ち時間は「もっとこうしたらいいのに」を考える時間だ
「もっとこうしたらいいのに」と考える時間にするのが、待ち時間を退屈しない方法です。「もっとこうしたらいいのに」と考え始めた瞬間から観察が始まります。観察は仮説がないとできません「こうじゃないか」という仮説から「ほらあった」と見つかるのです
p105
よくある会議前の待ち時間。まだ来ないと文句をいうより、この考え方の方が断然お得。前を向いて自分の思考力、想像力を鍛えるいい時間をもらったと考えて今後過ごしたいです
5 なんとかなる。思っている形とは、違う形で
なんとかなるは自分の想定した形で物事を乗り切ることではありません、とにかく乗り切ることです。自分の想定した形でなくても結果オーライです。みんながなんとなく不安になるのは、自分の思った方向で持っていこうとするからです。それはプロセスを固定しすぎています。プロセスを柔軟に変えていく中で、想定どおりでは出会えなかったものに出会えるのです
p205
何か物事を進めるときに必要以上に怯えてしまう自分にとって励みになる言葉でした。どうなっても大体のことは乗り切れるんだから、ことの最中に起こる変化にワクワクしながら楽しむことができる。それがベストなんだなと思いました。