心霊探偵八雲 青の呪い
ぼくは貴女のために
殺人犯になった
早朝の教室、呪われた絵画、先生の死体――
一気読み!のち驚愕!
圧倒的筆力の青春×特殊設定ミステリー
☆☆☆
殺人の朝、学校にいたのは君だった。
共感覚をもつ琢海は、”青い”声をした少女・真希と
呪われた絵を調べることに。
その矢先、美術室で先生が殺害される。
真希に関する秘密を抱えた琢海の前に、
孤高のクラスメート・斉藤八雲が現れ――。
累計700万部突破シリーズの異色作にして最高傑作!〈文庫書下ろし〉
あらすじ
共感覚をもつ琢海
声に色がついて見えるので、彼には嘘が通用しない
両親を事故で失い、おばさんと妹と暮らすことに
生きる目的を失っていたが怪談の謎をある女の子と追うことになり
徐々に好きになっていく。
しかしある日美術室で
教師が殺されてしまう
そこには仲良しにしていた女の子がいて
急に逃げ去ってしまう
なんとか隠蔽行為作をたくらもうとするが
徐々に苦しくなり
最後には自分が捕まえるという方法を選んでしまう
しかしその真意を見抜く八雲がいて
さらにその下手な芝居のせいで
真の犯人たちがあらたなフェーズへ
感想
同級生の嫉妬
新たな家族の確執とそれぞれの悩み
思春期ならではの甘酸っぱい恋や喧嘩
これらがつまった非常にライトな小説です。
後藤刑事はあいかわらずです。
サブキャラのコンビニの先輩の働きが地味に重要になってきています。
最後にはどんでんがえしもあり楽しめます
読んでいけば
犯人が誰か途中で気づくことができると思います。