Sleep Sleep Sleep クリスティアン・ベネディクト ミンナ・トゥーンベリエル

睡眠研究者が質の良い睡眠をとるにはどうすればいいのかを最新の研究をもとに記した渾身の1冊

睡眠不足がいかに体に悪い影響を与えるのかがわかる本なので、この本を読めば何よりも睡眠を優先したくなるはずです

仕事に追われて眠る時間が少ない人

SNSにハマり気づいたら真夜中で、寝ぼけ眼で起き、覇気がない人

必読です

質の良い睡眠が、人生が豊かになります

以下の三つの点を記していきます

1 睡眠不足が体に与えるダメージ

2 睡眠が体に与える良い影響

3 質の良い睡眠をとるために必要なこ

 

睡眠不足が体に与えるダメージとは

何よりも怖いと思ったのが、「将来認知症になる可能性が高い」ということです

実際に睡眠が少なくて認知症になった有名人はググれば結構な数が出てきます。

なぜ認知症リスクが高いのか

睡眠には脳の老廃物(活動中に出るアミロイドβ)を清掃する役割があります

ですから、睡眠が少なくなると老廃物が溜まり続けプラークというものができ、

それが脳細胞を壊すことにつながります。

脳細胞間のコミュニケーションがとれなくなるので、それがアルツハイマー病につながるという可能性が高まるようです。

認知症になりたい人なんて絶対いませんよね。

これが最大の恐怖です。

その他には

睡眠が7時間未満の人は肥満リスクが高まる。なぜなら寝不足の体は体内にエネルギーを蓄えようとするから。

外見にでる。これはストックホルムのカロリンスカ大学の研究(睡眠時間に差をつけ写真を撮る実験)を元に意見が述べられていました。

などが挙げれられていました。

 

睡眠が体に与える良い影響とは

1番魅力的なのは免疫力が高まるということです。

私たちの体は日々細菌やウイルスにさらされている。

その細菌たちにだけに向き合える時間、それが睡眠時間なのです。

寝ている間にナチュラルキラー細胞が働く。

さらにメラトニンが癌の成長を食い止める。

睡眠は良いことだらけです。

ワクチン接種の日に十分な睡眠を取らないとせっかくの抗体の量も少なくなってしまうそう。

コロナの一番の対策はよく眠ることと言えそうです。

そのほかにも痩せやすい体になる。(食欲抑制ホルモンが出るから)

記憶力が上がる。(知識だけでなく技能に関しでも)

が挙げられていました。

3 質の良い睡眠をとるために必要なこととは

ブルーライトを浴びない。カフェインを昼以降取らない。朝早く起きて朝陽を十分に浴びる。など

睡眠に至るまでに求められる過程がその他の本ですでに述べられています。

そんな中、新しい発見がありました。

それは玉ねぎを夜に食べないことです。

なぜなら腸内でガスが発生し、それが睡眠を妨げる可能性があるからだそうです。

また、バター、チーズ、赤肉などの飽和脂肪酸も睡眠を断片化する可能性があるそうです。

つまり、夜の焼肉はかなり睡眠にとっては良くないかも知れないということがわかりました。

 

以上3点について簡単にまとめました。

最後にこの本から学び、私が実践していることを紹介します。

それは夜の8時以降は照明を暗くして眠る準備に入るです。

具体的には白色から黄色の照明に変えます。

8時半からは今の電気は消して照明の電気とアロマの電気にします。(匂いと睡眠の効果についても本では述べられていましたが記述しません。)

9時に完全に消灯です。

段階的に照明を浴びる量を減らしています。

その効果なのかどうかはわかりませんが、ここ最近寝れないという日はほとんどありません。(5時起きも関係していると思いますが)

 

とにかく良い人生を作るには最高の睡眠は欠かせません。

もはや眠るために生活していると言っても良いのかも知れません。

いやそれじゃあダメか。

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