ココシャネルの言葉 山口路子

感想

第二次世界大戦を機にファッションの第一線を退いたシャネル

しかし隠居生活はとても退屈なものだった

71歳で再び業界に戻ったシャネル

服を作るのではない、スタイルをつくるという

一貫した考えで、ファッション界の常識を覆し続ける。

人生の何もかもを仕事に捧げた女

力強いシャネルの言葉が胸に刺さる

心に残るシャネルの言葉

・シャネルはスタイルを作る

モードはうつりかわるもの、スタイルは普遍的なものという強い区別

・嫌悪の精神

嫌いという感情を重視し、嫌いなものを徹底的に排除することにエネルギーを注いだ。

このおかげで常識や固定観念にとらわれず新しいスタイルを作ることができた。

・最後の一手間を忘れない

どんなに服装が良くても香りがなければダメ

良い体臭の人なんていない、そのまんまでいいなんていう考え方は、自分を過大評価していて図々しいという考え

・シンプルと貧しさを取り違えるほど馬鹿なことはない

無駄をそぎおとしたところにあるスタイル、これこそが真のエレガンスというものであり、洗練された装いである。

・私は人を判断するのにお金の使い方で見分けることにしている

「所有することは醜い。執着することはもっと醜い。」

シャネルは「人」に投資した。


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