母性 湊かなえ
感想
映画好きな同僚に
今年見た一番の映画はなんですか
と尋ねたところ
「母性」です
教えてもらったので小説買おうかなと思ったら
その同僚が貸してくれました
一気読みです
湊かなえは主観の天才
誰かの感想レビューで書かれていた通りでした
登場人物の感情が読み手にバシバシ入ってくる
そして第三者の視点
この第三者が誰なのかは最後に明かされるのですが
その謎な人物についての情報が小出しに展開される辺りもさすがです。
読みやすかったし面白かった
そして何よりも色々と考えさせられる作品でした
母性を持つものと持たざるもの
どっちがいいとか悪いとか正解はない。
なんとか理解しようと歩み寄るしかないのではないか?