ついてくるもの 三津田信三
本紹介
怪奇ホラー短編集
- 夢の家
- ついてくるもの
- 祝儀絵
- 裏の家の子ども
- ルームシェアの怪
- 八幡の藪知らず
- 収録
感想
怪談のテープ起こしより怖い
というか題名の通り
嫌なものがついてくるから
人がたくさん死ぬ。
面白いんだけど後味が悪い。
最後の方になると思わず
「え」
と言ってしまう短編がいくつもあります。
フィクションだと信じたい作品です。
リアルすぎて実際に起こりそうだと思ってしまうレベルです。
しかし硬い描写にも拘わらず、
その雰囲気が具体的なイメージに変わって
こっちに伝わってくるのには
いつもさすがだなぁと思います。
祝儀絵を読むと簡単に絵を家に飾るのはよそう
と思ってしまいます。
表紙が不気味
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