GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代 アダムグラント

本紹介

全米トップ・ビジネススクール「ウォートン校」の史上最年少終身教授でもあり、
気鋭の組織心理学者が教えるビジネスの成功の秘訣。

「ギバー(人に惜しみなく与える人)」
「テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)」
「マッチャー(損得のバランスを考える人)」

もっとも成功するのは誰だろう。

他人に優しくしていたら、厳しい競争を勝ち抜けない――?それは大きな誤解だ。
これからは、他者志向の思いやりの発想とコミュニケーションが、あなたの仕事に大きな成功をもたらす。
リーダーシップ、営業、交渉、事業の立ち上げ、昇進まで……ありとあらゆるシーンで
この考え方が役に立つだろう。

一橋大学大学院教授・楠木建(『ストーリーとしての競争戦略』『経営センスの論理』)の
監訳と解説で、日本初デビュー!
「世の“凡百のビジネス書"とは一線を画す一冊だ!」

感想

重めの1冊でした。

ですが、ギバーが長期的な成功を収めるということがよくわかります。

意識しないとギバーにはなれないのが難しいところです。

忘れたくないところを残していきます。

ギバーになるために意識しておきたいこと

自分にまったく利益をもたらさない人間をどうあつかうかで、その人がどんな人間かがはっきりわかる

思いやりを持って相手に質問し、辛抱強く話を聞くこと。これを5分間毎日やること

恩送りをする、人を助けるために誰かに手を借りる

ギバーは頼りあうことが弱さとは考えない。頼りあうことは強さの源であり、多くの人々のスキルをより大きな利益のために活用する手段だと考える。テイカーは自分が他の人より優れていると考え、他人に頼ることがない、

ギバーは自分個人の利益よりもグループにとって最高の利益になる仕事を引き受ける

従業員の可能性を心から心地、支援の手を差し伸べ、可能性を信じている事を常日頃から伝えていれば、やる気がでていっそう努力するようになり、その可能性を発揮できるようになるのです。

誰でも一流になると考え、やる気があるかどうかに着目する。期待をかけて育てる。子供を育てる場合は家族友人と接するような態度が大事。

人間はアドバイスを求められるのが好き

他社志向になるということは受け取るより多くを与えても決して自分の利益を見失わず、それを指針に「いつ、どこで、どのように、誰に与えるか」を決めること

ギバーが燃え尽きるとき、それは前向きに認めてもらえないとき、困っている人をうまく助けられないときである

年間100時間ボランティア活動をする、週で2時間ならできるはず

大事な大原則 マイヤーのルールとは

1 遅刻をしない

2 努力を惜しまない

3 人に親切にする

4 道に外れたことはしない

これらを守ることで妬みをかうことが格段に少なくなる。

意見が通らないときは

「だめだ。これじゃ十分ではない。僕たちならもっと良くできるはずだ」

前向きな否定を使う

最後に

ギバーになるのはそう簡単ではありません

意識して行動

そして振り返り、

少しずつギバーになれるように頑張りたい。

それだけ今の自分は利己的ということがわかりちょっとショックでした。

まずは周りの人のために働きます。

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