アルルカンと道化師 池井戸 潤
本紹介
★★★「半沢直樹」シリーズ6年ぶりとなる待望の最新作!★★★
半沢直樹が絵画に秘められた謎を解く――。江戸川乱歩賞作家・池井戸潤の真骨頂ミステリー!
「やられたら、倍返しだ」。
明かされる真実に胸が熱くなる、シリーズの原点。
大ヒットドラマ「半沢直樹」シリーズ待望の最新刊、ついに登場!
東京中央銀行大阪西支店の融資課長・半沢直樹のもとにとある案件が持ち込まれる。大手IT企業ジャッカルが、業績低迷中の美術系出版社・仙波工藝社を買収したいというのだ。大阪営業本部による強引な買収工作に抵抗する半沢だったが、やがて背後にひそむ秘密の存在に気づく。有名な絵に隠された「謎」を解いたとき、半沢がたどりついた驚愕の真実とは――。
感想
このシリーズにハズレがあったら教えて欲しい
それくらい期待を裏切らないシリーズですね。
今回も相当面白かったです。
銀行上層部の悪ぶりがいつも通り半端ない。
それに立ち向かう半沢さんからいつも勇気をもらえます。
顧客の事を第一に考える究極のギバーですよね。
そりゃ周りから信頼もされるわけです。
また、題名の付け方も秀逸です。
裏に二人の男の友情があります。
絵画の世界はよくわかりませんが
まさにアルルカンと道化師なんだろうな。
アルルカンになれなかった男という終わりがなんかジーンときました。
勧善懲悪
読み応え十分
おすすめです。
映画化してほしいです。