帯広のバーにて 13

やっと蔓延防止期間延長が解除されて飲み屋がオープン。

ということで講座再開。

最高に嬉しい。

まずは、酔わないように下準備が大事。

そこでラーメンを食べにいくことにしました。

前回食べて美味しかった「どーも」という店にまず行ってみたのですが、

残念ながらオープン前でした。

ということで「三楽」へ。

初めて醤油ラーメンを頼んでみたのですが、

あまりの美味に驚き。

大盛りにしてよかったと心から思いました

あっという間にペロリです。

しかし立ってみると予想以上にお腹が重い。

時間があったので少し歩いて講座までの時間をつぶします。

時刻は7時

講座開始です。

蔓延防止期間の間にも日本酒は出荷されています。

その間の季節を飛ばすことになってしまうので、

今回春酒を飲むところから新たにスタートするとのことでした。

北海道の三千櫻純米Rと福岡県のクアドリフォリオ、そして福島県のロ万の飲み比べです

三千櫻は水のような口当たりそしてほのかな甘さ。

クアドリフォリオはちょっとの甘みと最後の苦味。

ロ万はポッと甘さが口の中に残る感じ。

初めは三千櫻が一番好きでしたが、

お通しとそれぞれを飲み比べてみると評価が変わりました。

食べ物全般と合う気がしたのはクアドリフォリオでした。

苦味が上手に料理の味を切っていく感じがたまりませんでした。

特に柚子等の柑橘系との組み合わせはまさに第三の味を生むマリアージュな感じがして感動しました。

ただ、唯一黒砂糖とは合わなかったです。

こちらはロ万に軍配が上がります。

初めての体験に感動し、いつものバーに向かいます。

まず1杯目は買おうか悩んでいた農家の酒です。

香るパイン

アルコールの高さがうむキレ。

まさに農作業を終えて仕事の疲れをスパッと忘れるための一杯という感じがしました。

まぁ一杯で止められるお酒ではないと思いますが・・・。

2杯目は新政コスモス ウクライナ支援のお酒です。

コスモスを飲んだことがなかったので、

「飲んでも違いがわかるのか、飲む意味があるのか」と

悩みましたが。まぁ寄付も兼ねるからいいかと言うことで飲みました

別誂ということもあり

クリア感が半端なかったです。

スッキリな洋梨

最後に酸っぱさでシャープに切れていくと感じです。

何よりも香りが素晴らしかった

終始香りを嗅いでいたので、周りから見たら完全に変なやつだったと思います。

本日の締めはまつもと

杜氏が入れ替わる前の作品です

ある程度年も経っているので流石に劣化気味?と思っていましたが

どうやら私の考えは間違っていたようです。

まだまだ残る炭酸感

そして程よい甘み、キレ。

酒造りしたことないのに

酒造り上手だなと思ってしまうほど美味しいお酒でした。

いい締めになりました。

次の講座が楽しみです。

季節の移り変わりをお酒とともに。

料理できるようになりたいなぁ。