帯広のバーにて 15
講座もなんだかんだで15回目か。
帯広にも夏が来ました。
夜になっても暖かさが残る嬉しい季節
飲みに行くにはもってこいです。
事前にラーメンを食べる暇がなさそうだったので、コンビニでおにぎりを三つ買って胃に放り込む
これできっと二日酔いは軽減されるでしょう。
講義開始です
お酒の常識がコロナで変わってしまった話は前回同様
家飲みが主流になってしまい、低アルコール化に拍車がかかる
8度のお酒も登場しているくらいですからね。
今回面白かったのは、歴史も覆っているよという話
コロナで研究者たちがこもってひたすら研究
そこで新たな発見ということで
どんどん定説が覆っているらしい。
1192作ろう的な話ですね。
お酒に関係ある話としては
蔵が独自に熟成するようになってきているから
5年後に塾酒ブームが来るのでは?が気になるところです。
では試飲開始
今回の肴はこれです
タコがとても美味しかったです
半夏生だからタコなんだってさ。
『?』な私でした
半夏生にタコを食べる理由は、8本足のタコの吸盤が吸い付く様にあやかり、「苗がしっかり根を張りますように」という願いを込めて、神様にタコを捧げたからといわれています。 また、半夏生の時期は、「田植えの疲れを癒す養生の時期」ともされています。 このことも、半夏生にタコを食べる理由かもしれません。
https://umito.maruha-nichiro.co.jp/article101/#:~:text=%E5%8D%8A%E5%A4%8F%E7%94%9F%E3%81%AB%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%82%92%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%82%8B%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%AF%E3%80%818%E6%9C%AC%E8%B6%B3,%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%8B%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82
さらにタコには栄養が詰まっているので二日酔い対策になるとかならないとか
今回はまさかのブラインド
薫酒と醇酒を当てることになりました。
まずは一杯目
ふくよかな甘味 その後にやってくる苦味
これは醇酒だろうと思っていたら薫酒でした
この吟醸香を捉えるのが課題だそうです
正体は三井の寿 チカーラ 夏純吟でした
りんご酵母が使われています。
精米歩合60% 15度のお酒です。福岡県で作られています
タコととっても合いました。
次に2杯目
とても好きな甘味が広がります
それでいて入りはとても穏やか
『穏やかさがツー』と続く感じ(笑)
これは薫酒だと思い正解しました
正体は紀土 夏の疾風でした
家で飲んでいたやつです
精米歩合 麹米50 かけ米50% アルコール度15%
和歌山県で作られているお酒です。
3杯目
ピリピリ感を感じる
辛めのお酒
でも仄かに香る気がしたので
薫酒だと思いきや正解は醇酒でした。
アルコールの高さが目立ちました。
なんかハーフパイプを思い出した感じです(笑)
鋭さがあったんです。
正体は久礼 特別純米酒
精米歩合60% 日本酒度+12 アルコール19度
高知県で作られています。
ここでお酒が新たに到着
4杯目は女城主
麹米50% 掛米60% アルコール15度 岐阜県で作られています。
純米ならではの穏やかさ
その優しさは、水のようです
甘味が優しいです。
楽しい夜でした
でもまだ終わりません
このあとに重要なミッションが。
新政会の予約のためにいつもの店にレッツゴー
無事に予約が完了し
1杯目は青木尾上
フレッシュな酸 ジューシーな旨味
かなり好みのタイプ
それもそのはず
文佳人が作っていたのです。
東川町の米農家二人の名前を冠したお酒
とても好きになりました
50% 16.5度 彗星を使っています
2杯目は若駒
ラベルにぶどうやバナナを思わせるジューシーな旨味と書いてあります。
バナナ感を微かに感じながら美味しくいただきました。
愛山90% 16.5度
スルスルといけてしまうのが怖かったです。
カウンターで飲んでいたのですが
隣の方とお話ししているうちに御燗を勧められて
ちょっと奢ってもらっちゃいました。
それもとても美味しかったなぁ。
ありがたい限りです。
とても良い夜でした。
二日酔いになったのは言うまでもなし
でも次の日頑張って自転車に乗った自分を褒めたいです。