31 喜多方テロワール

お酒情報

品目 清酒

内容量 720ml

原材料名 米(喜多方産) 米麹(喜多方産米)

使用割合 喜多方産 夢の香 100%

精米歩合 70%

アルコール度 16度

製造者 ほまれ酒造株式会社

福島県喜多方市松山町村松字常盤町 2706

URL https://www.aizuhomare.jp/

ほまれ酒造とは

米問屋から、味噌、麹製造業を営んでいた唐橋幸作が1918年(大正7年)に酒蔵を譲り受け現在の喜多方市熱塩加納町に加納酒造株式会社を創業しました。
その後、事業拡張の為、現在の地である喜多方市松山町に移り社名を合資会社唐橋酒造場、ほまれ酒造株式会社と純に改め、安定した品質と絶え間ない技術向上によって東北有数の酒蔵へと成長しました。
代表銘柄「会津ほまれ」は全国へ会津清酒の名を知らしめるべく「会津」の名を冠し、読みやすく覚えやすく、親しみやすいことからひらがなで「ほまれ」と命名。
当時において清酒の銘柄でひらがなを使うのは非常に珍しいことでした。
「会津ほまれ」の書体は、長野県生まれの近代書家・比田井天来氏の揮毫によるものです。

https://www.aizuhomare.jp/about

喜多方テロワールとは

テロワール(terroir)とはもともとワインの原料である葡萄に対して使われていた言葉です。品種だけではなく気候や土壌、風土などの生育環境にも焦点を当て、土地の個性を生かした味わいを押し出す言葉として、コーヒーやお茶、農作物、肉など広く使われる様になりました。
 会津盆地の北端に位置する喜多方市は、北西に飯豊山・東に磐梯山がそびえたつ自然豊かな土地。冬の厳しい寒さも酒造りをはじめとした醸造業にとても適しています。
 
 そして、私たちの生活や酒造りの源として欠かせない「水」。その「水」を生み出すのが標高2,000mを超える霊峰「飯豊山」です。
 約100年かけて地層へ染み渡った雪解け水は、ミネラルバランスが良く口当たりがとても柔らかな超軟水となり、私たちの暮らしを支え続けています。

 また、新潟県に近い喜多方市は「日本海側気候」に属しており、盆地特有の「内陸性気候」の特徴も有しています。年平均気温は11℃前後で、年間降水量は1,200mm程度。夏は厳しい暑さが続く日もありますが、昼夜の寒暖差が大きく、稲の育成に大変適しています。
 一方、冬は寒冷で平均1~2メートル、多いところでは3メートルに及ぶ大量の積雪に見舞われるところもある豪雪地帯となっています。この雪が稲わらの醗酵分解を遅らせ、春先から7月にかけて程よい肥料となって稲に吸収されます。喜多方特有の柔らかく甘みのあるお米が収穫できる要因のひとつです。

 喜多方テロワールは、そんな喜多方の「地形」「気候」「水」「土壌」「米」を最大限に活かし、この土地でしか造れない「喜多方らしさ」を追求し、表現した日本酒です。

https://www.aizuhomare.jp/ec/products/detail/159

感想

歴史ある蔵の醸す酒

まずラベルが素敵

さらに素敵なのは値段

四合瓶サイズ

純米無濾過生原酒で1100円。

肝心の味は

超絶旨い

美味しい水を口に含んだときのあの口当たり

そして優しい甘みが口の中に広がる

でも、その甘さの余韻はすぐに消えてしまう

口の中が一瞬でスッキリ

福島のお米の美味しさと水の上質さを伝えるにはもってこいのお酒だと思います。

まさにテロワールを感じる一杯。

旨味のつまった軽めのフルーティー酒。

大好きでした。

ラスト一本出会えて本当に良かった。

というか福島県レベル高すぎ。