帯広のバーにて 11

もう11回か

次は記念一周年になるんだな

確かに酒に対する思いは一年前と全然違う。

来年はもっと自分のものにしていこうと思う

ようやくその決意が固まった一年になったな・

前回友人たちと飲んだ時に

やはり飲む前に何かを食べておくことがとても大事だと感じた

だから今回の一件目はラーメン屋

三楽で味噌ラーメンをいただきました

空きっ腹へのラーメンということもあり旨さ倍増。

大満足状態で、いつものバーに先に行くことにしました

なぜならあれを飲みたかったから

あれとは

新政 No.6 Dix ans Noel (ディザン・ノエル)2021。

十周年のラストを飾るお酒です。

恐る恐る尋ねてみると

あった。

この時点でテンション爆あがり

今年の酒ライフを満足の一年で締めくくれることを確信。

いざ飲んでみると

しゅわしゅわグレフルでびっくり。

泡の心地よさがなんとも言えない

米シャンパンとはまさにこのこと。

秋田酒こまちの良さなのか

それとも技術の高さなのか

まぁどっちもなんでしょうね

このお酒味だけじゃなくて装飾も豪華

箱の重厚感といったらもうこれにもかなり金がかかっているでしょうねという作り

箱の内側にもこだわりがありました

当然ビンにも装飾が施されています。

味といい装飾といい、定価5800円ではきっと赤字なんだろうなと思わされる一本でした。

本当はここで飲むのをやめようと思ったのですが、目に入ってしまった。

今年一番好きだなと思ったあれが

文佳人リズール。

この時期限定のオリがらみ

これはもう飲むしかないでしょう。

注文確定です。

いざ飲んでみると

やはり上手い。

メロンの甘みが上品に消えていく感じ。

何よりも香りがとても好き

ずっとグラスを片手に持っていた気がします。

そして匂いを嗅いでいた。

周りから見ると変なやつ確定です。

すごく満足していよいよ講座へ

この時点で酔いが0です。

ラーメンが効いています。

講座では

東海道の話がメインでした。

江戸を出発して最初の宿場品川

品川について次までにしっかり調べてきてね

という話でした。

東海道五十三次を読んで知識にしたいと思います。

今回出されたお酒は三つです

① ハクレイ酒造 初しぼり 京都府

② 女城主 岐阜県

③ 東洋美人 山口県

この時期ならではの新酒

いざ試飲

三つとも味の系統が似ているように感じました

①②と③で分けられるんだけど

その違いを言葉にできない

さらに①と②もなんか違うんだけど同じような・・・

表現できず。

甘味の口への広がり具合なんでしょうかね

あまり好きではない日本酒の部類だったのかも知れません。

「今まで飲んだお酒の中で一番わかりにくいです」というと

「そりゃそうだよ。だって赤ちゃんだもん。誰にでも笑顔振りまくのが新酒だからね」と言われ

なんか納得。

冷蔵庫からの出したては本当にわかりにくかったです。

でも時間が経ってくると

桃、パイン、メロンでした。

「奥が深すぎるよ日本酒」と改めて思った夜でした。

来年も頑張るぞ