帯広のバーにて 14

まずははらごしらえに中山商店へ

二郎系ラーメンを食べられると聞いて

メニューを見てみると

醤油のみ二郎系という感じでした。

「さすがにこんなには食べれない」と

びびってしまい

味噌ラーメンを注文。

西山ラーメンが好きな私にとってはベストな味でした。

お酒を飲む前には丁度いい量。

宿に荷物をおろし、いつものバーへ。

日本酒業界の変容と6月30日に備え、改めて日本酒の製造年度についてのお話を聞きました。

コロナにより街へ出ることができなくなった

必然的に増える宅飲み

そのために今まではアルコールが16〜18度だった日本酒も

ここ最近では12度から14度へ

低いものでは8%。

もはや缶チューハイと変わらないレベル。

家の料理と合わせて飲むのには高アルコールはきついとのことでした。

また、日本酒カクテルの需要もどんどん高まっているという。

これだけ変化したので、今までの知識を一新しなさいとのこと

他にも

協会酵母を使う蔵が減ってきて変わりに蔵付き酵母を使うようになった。

その蔵のお酒を追うことでしか、もう味は見抜けないのではないかとの話

日本酒がますます難しくなる気がします。

でも、だからこそ自分の特に好きなお酒を語れるようにしたい。

日本酒とは関係ないけと

御田植神事の話がおもしろかったです

嫌婚する前の大事な見定め期間。

稲をしっかり植えることのできる足腰を持っているか見る男の両親

収穫した稲をどれくらい持てるかを見る女の両親

OKだったら二人でお祭りに行っていいよだって。

今回出された宿題は

「あてとつまみと肴の違いを600字で説明すること」です。

結構ハードル高いけどやってみます。

いよいよお酒を利き酒します。

1杯目 男山 笹おり 精米歩合55% 男山酒造 北海道

香りがそこまでしない。

ほんの少しのおりがシルキーさを醸し出し、優しく口の中に広がるという感じでした。

最後にのこる苦味も特徴的かな。

二杯目 光武 純米大吟醸 精米歩合50% さがほのか酵母 13度 光武酒造 佐賀県

純米大吟醸なのにそこまで香らない。甘みがそこまで感じない、スッキリとしたお酒。

次の浦霞の後に飲むと酸っぱさを感じるようなお酒でした。

だからサバのお寿司ととても合いました。

ラベルの朝顔がとてもかわいい。

3杯目は浦霞 NO12 純米吟醸 アルコール15度〜16度 精米歩合55% 協会12号酵母

ヨーグルトを思い出すような乳酸系の香り、味の奥におりいるんじゃないの?と思える甘さ

4杯目 兆 アルコール分15〜16度 きたしずく使用 精米歩合60%

甘みが広がった後したにビリビリ感が残った

一瞬、醸造アルコールか?と思ったが入ってなかった。

下にべたーっと残る甘み。

「純米ならではのエグミ」らしいです。

酔っ払った自分のメモにそう書いてありました。

好き嫌いが分かれるのでは?と思いました。

5杯目 さんずい 純米大吟醸 無濾過生原酒 アルコール度16度 精米歩合50% 柏露酒造 新潟

新潟県のお酒は

「THE酒」という感じ印象があったのですが

これは違いました。

甘さが一気に弾けてスッといなくなるようお酒でした。

そしていつもの2軒目

次の日に大事な仕事を控えていたので、ここでは二杯飲みました

一杯目は文佳人 夏純吟

メロンのような甘み、フレッシュさ。

かなり好きなお酒です。

シールをもらえたのが少し嬉しい。

二杯目は、三重を代表する純米吟醸『義左衛門』

初めて飲みました

フレッシュな酸、のこるほどよい苦味

これは肉の油を切りますよねって感じの仕上がりでした。

くらやさんに売っているのを見て気になっていたものを飲めてよかったと思いました。

なぜか酔っぱらいすぎていたのか記録が雑になってしまいました。

これは気をつけなければなりませんね。