115 帯広のバーにて 9
緊急事態宣言が明け
ようやく講座がスタートしました。
一緒に飲む人たちに楽しんでもらう。
おもてなしの心が大事
いつも言われます。
酒に詳しくなると
うんちくばかり語ってしまいがち
それではいけないというわけですね。
この講座は
教えてもらうというよりは
こういうものがあるから
次回までに調べておいてね
っていう感じです。
主体性が求められます。
今回得た知識は
・中秋と仲秋の違い 前者は旧暦の8月15日。後者は8月前半という意味
・明治8年に栃木県で修学旅行スタート。観音参りが目的。だから今も寺や神社に行く名残がある
・テクスチャーは○○のようなで表現する。
・川中島も関ヶ原の戦いも両方10月
課題は
・江差町の姥神大神宮(うばがみだいじんぐう)について調べる。できるなら行く。
・東海道五十三次について調べる
・北前船と樽廻船について知識を入れる
・忠臣蔵とのぼうの城を見る
・晩秋の酒と合う料理を作る
・私生活で匂いに敏感になること
・富士山について調べる
いよいよお酒の時間です。
今回はひやおろし三種の飲み比べ
まずは岩手県 桜顔 特別純米ひやおろしです
精米歩合60%
優しい甘味が料理のカボチャの甘味と非常にマッチしていました。
はんぺんツナと一緒に飲むと
はんぺんの甘味が後から追いかけてくるようで
これまたマッチです。
匂いはほんのり漂う感じでした。
次は 月の井特別純米ひやおろしです
精米歩合は60%
茨城県大洗町で作られています
甘味が先ほどに比べておさえられている印象
だからこそ料理の味を全く邪魔しない
何もなかったかのように口の中を流してくれます。
単体で飲むと淡白な印象を受けました。
続いて奈良県の春鹿純米吟醸です。
精米歩合60%
みむろすぎとは違う今西酒造
春日神社との歴史ありの蔵です。
吟醸香を学ぶに適したお酒だそうです。
パインって感じでした。
このフルーツ感がなしやかきと合うらしい
自分はこの合う感じがわからなかった。
戦って合わさっていくって感じがしました。
そして最後は
京都府 真名井 瓶囲い純米大吟醸
精米歩合50%
飲んだ瞬間
なぜかチーズだと感じた。
酔いのせいですかね。
これだけはなぜか説明できない。
そして講座は終わり。
二次会です。
1杯目は新政ラピス。
これは京都の松本の前杜氏の武者修行シリーズで特別なやつです。
美山錦ならではのすっぱ甘さがたまらない
木の感じが秀逸です。
まさか飲むことができると思ってなかったので
この時点で感動です。
2杯目は北の勝しぼりたて
根室で毎年作られる限定品なやつです。
さらにこれは2014年もの
さらにワクワクが募る
熟酒なだけにちょっと臭みがありました。
でも、18度というアルコールの高さが旨味をより感じさせてくれます。
甘味が切れるからかなぁ。
そして最後は廣戸川
福島県のお酒です。
この時点でかなり酔ってしまい
味を覚えていない(笑)
今度しっかり記録したいと思います。
でも前回も最後にこの酒で閉めていたので
好きなんだと思う。
日本酒づけの1日
最高です。
飲食店再開に心から感謝します。